- Bリーグを詳しく知りたい!
- Bリーグが最近盛り上がってるけど何なの?
- いろいろな試合があって何が何か分からない
- 何試合あるの?
そんな疑問に答えます。
Bリーグには、レギュラーシーズンやチャンピオンシップ、プレーオフなどいろいろあって分かりにくいですよね。
バスケ歴15年、初年度からBリーグを応援している私が詳しく解説します。
最後まで読むことで、Bリーグについての不明点が解消するでしょう!
是非、最後まで読んでみてください。
- Bリーグが発足した経緯
- Bリーグで開催される各試合の解説
Bリーグとは
Bリーグとは日本のプロバスケットボールリーグのことです。
Bリーグ発足の歴史と経緯
Bリーグの発足は2015年と意外と最近です。
Bリーグの前は「NBL」と「bjリーグ」のふたつのリーグが存在していました。
この状況にFIBA(国際バスケットボール連盟)が日本はトップリーグが統一されていないと判断し、日本の東京オリンピックの出場を認めかねないという表明を出しました。
そこで、自国開催にも関わらずオリンピックに出場できないことは避けたい日本バスケットボール協会は動きます。
これを機に、日本バスケではトップリーグの統一が進められ、「Bリーグ」が発足されました。
Bリーグでは、各チームがホームタウン(活動地域)を決め、ホームアリーナを確保するなど、様々なライセンス基準があります。
こうして、Bリーグは地域密着型のプロバスケチームとして発足しました。
Bリーグ全体チーム数
Bリーグのチーム数(2020-21シーズン)は以下のようになっています。
カテゴリ | チーム数 |
B1 | 20チーム |
B2 | 16チーム |
B3 | 11チーム |
サッカー(Jリーグ)でいうJ1、J2、J3と感覚は同じです。
B1に強いチームが集まり、日本トップレベルのバスケットボールが見られます。
開催される各試合
Bリーグには様々な種類の試合があり、割とややこしいです。
レギュラーシーズン、チャンピオンシップ、オールスター、入れ替え戦など様々な言葉を耳にすると思います。
レギュラーシーズン
シーズン通して行われる試合のことです。
各カテゴリーのチーム同士(B1ならB1、B2ならB2)で総当たり戦を行います。
B1では、各チームがそれぞれ60試合を行います。
また、B1の中でも、東地区と西地区に分かれていますので、各チームが平等に同じ対戦相手と同じ試合数を行うわけではありません。
そして、レギュラーシーズンでは勝率で順位が決まり、勝率が高いチームが次の「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」に進むことができます。
B.LEAGUE CHAMPIONSHIP
「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」は正真正銘のBリーグNo.1を決める戦いです。
この「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」に出場できるチームは以下のチームです。
- 東・西地区の各上位3チーム
- 上記以外のチームの中での上位2チーム
計8チームが出場します。
対戦方法は、2戦先勝によるトーナメント形式です。
この「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」のことを、プレーオフやCS(クライマックスシリーズ)と言う人もいます。
B2でも同じようなことをやっていて、B2の方は公式に「プレーオフ」と呼ばれています。
Bリーグのシーズンの中でも最も注目される試合が「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」となります。
オールスター
「オールスター」は、レギュラーシーズンの中旬あたりで行われるバスケットボールの夢の祭典です。
Bリーグで人気選手や活躍している選手が集まり試合を行います。
もちろん、日本人だけでなく外国籍選手も多く参加します。
普段見られないプレーや、かなりハイレベルなバスケットボールが繰り広げられます。
また、オールスターは試合だけではありません。
2020-21シーズンでは次のイベントも行われました。
- ダンクコンテスト
- スキルズチャレンジ
- スリーポイントコンテンスト
普段見られないプロ選手の一面や、プロ選手のレベルの高さを感じられるのが「オールスター」です。
入れ替え戦
これは、シーズン終了後に実施される試合です。
この入れ替え戦で勝ち上がると、次シーズンにチームが所属するカテゴリーをあげることができます。
一方で、成績が悪い場合はB1からB2への降格もあります。
BリーグではB1とB2間、B2とB3間で入れ替え戦が行われます。
B1の下位チームとB2の上位チームが対戦し、B1残留、B1からB2へ降格、B2からB1への昇格が決まる試合です。
非常に残酷な戦いです。ファンからしては、見ていて辛い場面もあります。
ただし、2020-2021シーズンはコロナによる中止試合もあり、各チームの試合数に差があることから、B1・B2入れ替え戦、B2・B3入れ替え戦は実施されず、B2から上位2チームがB1に自動昇格するのみとなりました。
天皇杯(全日本バスケットボール選手権大会)
これは、Bリーグによる大会ではありません。
プロチームから、実業団や大学生、高校生などのアマチュアチームも出場できる大会です。
各地方ブロック(北海道、東北、関東、四国、九州など…)を勝ち上がってきたチーム同士で一発勝負のトーナメント戦が行われます。
Bリーグはプロチームなので、毎年このトーナメントに上がってくるチームのほとんどがBリーグのチームとなるのが現状です。
そんなこともあり、天皇杯で優勝することもBリーグのチームにとってはひとつの名誉あるタイトルとなっています。
ちなみに、過去にはこのトーナメントになんと高校生である福岡第一高校(河村勇輝の世代)が上がってきたことがあります。
千葉ジェッツvs福岡第一の試合は予想以上に面白い試合となり、多くのバスケットボールファンが注目した試合となりました。
ハイライトはこちら。
まとめ
この記事では、Bリーグの発足した経緯や、Bリーグで行われる各試合の仕組みについて解説しました。
Bリーグは見ていて本当に面白いスポーツですよ。
是非、みなさんもBリーグ観戦をしてみてください!