宇都宮のジュリアン・マブンガの強さに迫る!奥さんはWNBA選手、NBA選手の親友も。

  • ジュリアン・マブンガって何者?
  • 今までどんな活躍をしたの?

そんな疑問に答えます。

Bリーグで大暴れしているジュリアン・マブンガです。
どんな敵にも恐れられる存在で、時には目を疑うようなスタッツを残すプレイヤーです。
筆者
バスケ歴の長い私が、ジュリアン・マブンガならではの強みなどを紹介します。

 

この記事を読むことで、ジュリアン・マブンガのプロキャリアやBリーグで残した数々の記録、バスケ一家のジュリアン家などを知ることができます。
選手について深く知ることで、バスケットボールがもっと面白くなるので、是非最後まで読んでみてください。
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基本プロフィール

<プロフィール>

生年月日 1990年1月24日
出身地 ジンバブエ
大学 マイアミ大学
身長 203cm
体重 116kg
ポジション PF/PG

<プロキャリア>

2012-13 アンジェリコ・ビエラ(イタリア)
2013-15 ウクライナ・イスラエルなど
2015-17 滋賀レイクスターズ
2017-20 京都ハンナリーズ
2020-22 富山グラウジーズ
2022-現在 宇都宮ブレックス

Bリーグに来る前は、イタリアやウクライナ、イスラエルなど海外でのプレー経験があります。

Bリーグでの活躍

成績

まずは、ジュリアン・マブンガ(以後マブンガ)のBリーグでの成績を紹介します。(※シーズン平均を表記)

※右にスクロールできます。

シーズン GS/G MP PTS 3P% FG% TRB BLK AST STL
2016-17(滋賀) 49/60 31.9分 19.5点 35.7% 44.7% 8.1回 0.7回 3.5回 0.8回
2017-18(京都) 11/47 21.9分 15.6点 35.8% 44.7% 4.8回 0.4回 4.1回 0.8回
2018-19(京都) 53/53 38.3分 21.6点 32.1% 43.0% 8.7回 0.7回 8.5回 1.0回
2019-20(京都) 34/34 34.8分 19.4点 29.8% 46.9% 6.8回 0.6回 8.7回 1.1回
2020-21(富山) 52/53 34.6分 20.7点 36.8% 46.5% 7.4回 0.5回 7.4回 1.0回
2021-22(富山) 30/47 28.0分 14.7点 31.7% 42.4% 5.2回 0.4回 6.1回 0.6回

出典:Basketballnavi.DB

 

マブンガは、常にチームの主力メンバーです。

出場時間も長く、毎シーズン一試合あたり平均約20点をとっています。

近年は、アシスト数も増えてきており、Mr.トリプルダブル(スタッツの3つの項目で2桁の記録を残すこと)とも呼ばれています。

記憶に残る試合

マブンガがBリーグで異次元のスタッツを残し、ファンを魅了した試合をいくつか紹介します。

47PTS・12REB・14AST

2020-21シーズンの12月20日、47得点・12リバウンド・14アシストと千葉ジェッツ相手にとんでもない記録を残します。

2度にわたるマブンガによる3Pブザービーターも見られました。

まさにこの試合は神様・仏様・マブンガ 様の存在です。

46PTS・9AST・4STL

2020-21シーズンの4月12日、46得点・9アシスト・4スティールを秋田ノーザンハピネッツ相手に記録します。

完全にマブンガがゲームを支配していました。

特徴・性格

マブンガの特徴は次の4つです。

  • 圧倒的な得点力
  • Mr.トリプルダブル
  • 勝負にこだわる熱い男
  • 礼儀正しい真のスポーツマンシップ

圧倒的な得点力

マブンガと言えば、なんと言ってもBリーグ屈指のスコアラーであることです。

 

どこからでも得点をとることができます。

インサイドの力強い得点はもちろんのこと、アウトサイドからの得点も得意です。

 

また、「シュートレンジはハーフコート内」と言われるほど、深いところからのスリーポイントを決めることができます。

ディフェンスを惑わす独特のタイミングから繰り出されるステップで得点を量産してきました。

 

ディフェンスリバウンドをとり、ドリブルでボールを運び、スピードに乗ったマブンガを誰も止めることができません。

ユーロステップも使いこなし、フィニッシュ力も高いです。

筆者
マブンガは点を取るためのテクニックはなんでも持っている選手です。

Mr.トリプルダブル

マブンガの代名詞は「トリプルダブル」です。

 

トリプルダブルとは、スタッツの中の3つのカテゴリーで2桁の数字を残すことです。

例えば、一般的なトリプルダブルは、「得点・リバウンド・アシスト」の3つのカテゴリで2桁を記録することです。

 

マブンガは2018-19シーズンからアシスト数も増えだし、「Mr.トリプルダブル」と言われるようになりました。

2018-19シーズン以降のシーズンでのトリプルダブルの回数は以下の通りです。

シーズン トリプルダブルの回数
2018-19 7回
2019-20 1回
2020-21 7回
2021-22 2回

トリプルダブル自体、そもそもなかなかできることではありません。

 

そんな中、2018-19シーズンと2020-21シーズンで7回もトリプルダブルを達成しています。

まさに、Mr.トリプルダブルです。

勝負にこだわる熱い男

マブンガはとにかくバスケに対して熱い情熱を持っています。

チームの勝利のために自分の全力を出し尽くします。

 

主力選手が怪我で欠場している時も、自分がやるしかないという思いを持ち、平気で40分間フル出場をします。

勝利が確定している場面でもオフェンスで手を抜くことはありません。

 

審判の判定に不服があると、自分の意見を強く伝えます。

「勝負が決まってるからいいじゃん」と思うけど、マブンガにとっては良くはありません。

筆者
マブンガのプレー姿をみているとひとつひとつのプレーに情熱をかけているのが伝わります。

礼儀正しい真のスポーツマンシップ

2020-21シーズンのチャンピオンシップでマブンガから真のスポーツマンシップを感じられる有名なシーンがありました。

チャンピオンシップの富山vs琉球でのシーンです。GAME3までもつれた試合。

 

最後にベンチに下がる時に、コート四方にお辞儀をするマブンガの姿がありました。

これには、敵チームの琉球ファンからも大きな拍手が送られました。

筆者
僕も、この瞬間には何か感動するものを感じたのを記憶しています。

マブンガの真のスポーツマンシップが感じられた瞬間です。

 

そして、この礼儀の正しさは、日本でのバスケと生活を通じて得たものだと思います。

これからも日本バスケを盛り上げてくれる存在となるでしょう。

 

<マブンガのチームメイトのジョシュア・スミスとは?>

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バスケ一家ジュリアン家

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ジュリアン家はバスケットボール一家です。

 

妹と奥さんはWNBA(世界最高峰の女子バスケットボールリーグ)の選手です。

また、弟のジョーダッシュ・マブンガはB2のバンビシャス奈良でプレーをしています。

マブンガがここまでうまい理由も分かりますね。家族でずっとバスケとやってきたのでしょう。

 

なお、奥さんであるジャネットポーレン・マブンガさん(元WNBA選手)は日本でバスケットボールクリニックも開いたこともあります。

マブンガが日本にいることから、これからも元WNBA選手によるバスケットボールクリニックは開かれるかもしれませんね。

ヘイワードの親友

ゴードン・ヘイワードというNBA選手をご存知だろうか?

NBAを見る人であれば、この名前を知っているかもしれません。

 

マブンガは、NBAのスター選手であるゴードン・ヘイワードと同じ高校でプレーした経験もあり、ヘイワードとは親友です。

高校時代に共に練習をして、互いに高め合う良い関係だったと思われます。

今のマブンガ選の得点力もこの経験があってのものなのでしょう。

まとめ

この記事では、Bリーグ屈指のスコアラーであるジュリアン・マブンガについてまとめました。

いかがでしたでしょうか?

Bリーグを見ていれば、一度は聞く名前です。

知らない人も是非覚えておいて下さい!

彼がいるチームと対戦する時は要注意ですよ〜!

 

選手についてよく知ることでバスケットボールがより面白くなります。

ほかにも選手紹介に関する記事を書いていますので、是非読んんでみて下さい。

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