- 比江島慎についてもっと知りたい!
そんな疑問に答えます。
日本バスケ界を引っ張ってきた比江島慎です。
今まで数々の輝かしい功績を残してきました。
ベテラン選手となりそろそろ世代交代か?とは全く思わせない活躍をしています。
まだまだBリーグを引っ張る選手でしょう。
この記事を読むことで比江島慎の高校・大学・Bリーグの活躍や海外挑戦、プレースタイルついて知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ最後まで読んでみてください。
プロフィール
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<プロフィール>
生年月日 | 1990年8月11日 |
出身地 | 福岡県 |
中学校 | 福岡市立百道中学校 |
高校 | 洛南高等学校 |
大学 | 青山学院大学 |
身長 | 191cm |
体重 | 88kg |
ポジション | SG |
<プロキャリア>
2013-18 | シーホース三河 |
2018-現在 | 宇都宮ブレックス |
Bリーグまでの歩み
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高校時代
高校は洛南高校に進学します。
比江島慎が高校時代にあげた功績をざっくり紹介します。
1年時から試合に出場し、インターハイで準優勝、ウインターカップで優勝に貢献。
2年時よりスターターに定着しウインターカップ2連覇に貢献。
3年時でもウインターカップを制覇して、ウインターカップ3連覇。
輝かしい功績を残していることは一目瞭然です。
ちなみに、今までウインターカップ3連覇を成し遂げたチームは能代工業(田臥勇太時代)と洛南高校(比江島慎時代)と明成高校(八村塁時代)の3校のみです。
大学時代
大学は青山学院大学に進学します。
洛南高校時代の1つ上の先輩である辻直人がいたことも青学に進学する理由でもありました。
大学時代でも多くの素晴らしい功績を残しています。
1年時のインカレではスタメンで出場し、3位決定戦でチーム最多の30得点を上げ勝利に貢献。
2年(2010年)、3年(2011年)のインカレで2連覇かつ2年連続で優秀選手賞を受賞。
関東大学リーグ戦は2年〜4年の間で3連覇を達成。
大学でも勝ちに勝ちまくった比江島慎なのです。
Bリーグでの活躍と海外挑戦
2013年にアイシンシーホース三河(現シーホース三河)に加入し、プロバスケ選手の道を歩み始めます。
プロ1年目の2013-14シーズンにルーキーオブザイヤー(今で言う新人賞)を獲得し、大学卒業後すぐにプロの世界で結果を残しています。
そして、2017-18シーズンにはリーグMVPを受賞しました。
何度も日本代表に選出された経歴もあり、日本バスケにおいて比江島慎を知らない人はもはやいないでしょう。
Bリーグで活躍していた比江島慎でしたが、一つの野望がありました。
それはバスケでの海外挑戦です。
2018-19シーズンは海外挑戦を後押ししてくれる宇都宮ブレックスに移籍します。
そして宇都宮に移籍して、わずか1ヶ月後にNBL(オーストラリアのプロバスケリーグ)のブリスベン・ブレッツで海外挑戦をスタートしました。
しかし、力及ばず、挑戦してすぐの2019年1月に退団する結果となりました。
その後、Bリーガーとして宇都宮でプレーを続けています。
また、2019年にも海外挑戦としてサマーリーグ(NBAへの登竜門)にも参加した経験があります。
ここで比江島慎がBリーグで記録したスタッツを紹介します。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | AST | STL |
2016-17(三河) | 55/59 | 29.1分 | 12.9点 | 42.0% | 47.4% | 3.1回 | 3.4回 | 1.2回 |
2017-18(三河) | 44/55 | 25.9分 | 12.9点 | 39.5% | 50.5% | 2.9回 | 4.1回 | 1.2回 |
2018-19(栃木) | 7/29 | 23.3分 | 9.9点 | 42.9% | 50.2% | 2.2回 | 3.4回 | 1.1回 |
2019-20(宇都宮) | 39/40 | 24.4分 | 10.0点 | 35.2% | 45.7% | 2.0回 | 3.5回 | 0.9回 |
2020-21(宇都宮) | 20/42 | 18.9分 | 8.4点 | 34.2% | 47.9% | 1.5回 | 2.3回 | 0.7回 |
2021-22(宇都宮) | 51/51 | 22.0分 | 11.5点 | 41.8% | 49.4% | 2.2回 | 3.7回 | 1.1回 |
出典:Basketballnavi.DB
2018-19シーズンは海外挑戦、2019-20シーズンはコロナウイルスによるシーズン中断、2020-21シーズンは怪我と、ここ3シーズンはシーズン通してのプレーができていません。
それでも出場した試合では確実に結果を残しています。
また、2021-22シーズンは、宇都宮ブレックスをBリーグチャンピオンに導き、チャンピオンシップMVPも獲得しました。
比江島慎のBリーグでのプレー動画はこちら。
特徴
比江島慎の特徴は次の3つです。
- 独特なリズムの比江島ステップ
- 安定したシュート力
- 日本バスケの中心選手
独特なリズムの比江島ステップ
比江島慎は得点能力に長けていることは皆さんも想像できるでしょう。
独特なリズムによるステップを踏むことで、ディフェンスを困惑させるプレーをよく目にします。
この独特なリズムによるステップはドリブル中にも、ドリブル後の限られたステップにも見られます。
なので、ディフェンスとしては本当に厄介な存在となっています。
そして、このステップのことを多くの人は「比江島ステップ」と言います。
他の選手には真似できない技であることからこのように命名され、自然とそれが代名詞として広まっています。
比江島慎はこの「比江島ステップ」で得点を量産しています。
安定したシュート力
比江島慎が得点能力が高い理由は他にもあります。
それは安定したシュート力があるからです。
もともと比江島慎は学生時代からアウトサイドシュートが得意な選手でした。
日本代表としてもSGとして活躍をしています。
Bリーグで残したスタッツを見ても、3Pは40%弱、フィールドゴールは50%前後を記録しています。
この安定したシュート力こそが比江島慎の強みなのです。
日本バスケの中心選手
高校・大学と素晴らしい活躍を残してきた比江島慎は、世代別の日本代表にも何度も選出されました。
そして大学生の時にフル代表に初選出されています。
それ以来、今も日本代表としてプレーをしている選手です。
まさに、比江島慎はここ10年弱の日本バスケ界の中心選手なのです。
日本代表が弱い時も強い時も常に彼の存在があったからこそ、今このように日本のバスケが盛り上がっているのだと私は感じます。
そんな日本バスケ界を引っ張ってくれた比江島慎にはまだまだこれからも期待ですね!
まとめ
この記事ではBリーグで圧倒的な存在感を放つ比江島慎について紹介しました。
得点能力に長けており観客を魅了する力があります。
ベテラン選手としてこれからも活躍する姿が期待できるでしょう!
選手について深く知ることで、バスケがより面白くなります。
他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んで見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。