- ニック・メイヨについてもっと知りたい!
そんな疑問に答えます。
アメリカの大学卒業後に、Bリーグに来た若きエースのニック・メイヨ。
オールラウンドなプレーと世界レベルのテクニックを見せる選手です。
これからもBリーグを引っ張る選手であることは間違えないでしょう。
この記事を読むことでニック・メイヨの大学・Bリーグでの活躍や特徴、プレースタイルについて知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ最後まで読んでみてください。
プロフィール
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<プロフィール>
NAME | Nick Mayo |
生年月日 | 1997年8月18日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
高校 | メサロンスキー高校 |
大学 | イースタンケンタッキー大学 |
身長 | 206cm |
体重 | 113kg |
ポジション | PF/C |
<プロキャリア>
2019-20 | 千葉ジェッツ |
2020-21 | レバンガ北海道 |
2021-現在 | 広島ドラゴンフライズ |
Bリーグまでの歩み
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高校・大学時代
ニック・メイヨ(以後メイヨ)は、アメリカ、メイン州オークランドにあるメサロンスキー高校に進学します。
大学は、アメリカ、ケンタッキー州リッチモンドにあるイースタンケンタッキー大学に進学しました。
この大学はNCAAのディビジョン1に所属している大学です。
そして、メイヨは1年時からスタメンとして活躍をしていました。
さらに、4年連続でカンファレンス(オハイオバレー)のベスト5に選ばれる功績も残しています。
メイヨがイースタンケンタッキー大学の4年間で残したスタッツがこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | BLK | AST | STL |
2015-16 | 31/31 | 29.8分 | 14.5点 | 55.6% | 60.7% | 4.9回 | 1.1回 | 1.1回 | 0.6回 |
2016-17 | 31/31 | 35.2分 | 18.5点 | 39.0% | 50.4% | 6.5回 | 1.4回 | 2.8回 | 0.9回 |
2017-18 | 31/31 | 34.3分 | 18.0点 | 44.6% | 52.6% | 6.7回 | 1.5回 | 2.2回 | 0.8回 |
2018-19 | 30/31 | 34.8分 | 23.7点 | 33.1% | 46.2% | 8.7回 | 1.8回 | 2.3回 | 1.2回 |
出典:Sports Reference
1年次からスタメン出場しているだけでもすごいことですが、メイヨは大学4年間で着実に成長していることがスタッツからも見てとれます。
例えば、平均得点(PTS)です。年々、平均得点が増加していますね。
また、身長が大きくセンターポジションもこなすメイヨでしたが、スリーポイントも得意な選手でした。
スリーポイント試投数は、学年を重ねるごとに増え、スリーポイント確率(3P%)は、30〜40%超えのスタッツを残しています。
メイヨの大学時代のプレー動画がこちら。
海外でのプロ生活
実は、メイヨは海外のプロバスケ経験はありません。
大学4年時の2019NBAドラフトに表明しましたが、指名されずに終わりました。
その後、マイアミ・ヒートの一員としてNBAサマーリーグに参加するもNBA入りは果たせていません。
そこで、メイヨにアプローチをかけたのがBリーグの千葉ジェッツです。
海外のプロバスケリーグで活躍を見せる選手をBリーグに引き入れるパターンがほとんどですが、メイヨの場合はBリーグでプロバスケ生活をスタートさせた外国籍選手なのです。
Bリーグでの活躍
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メイヨは、22歳(2019-20シーズン)の時に千葉ジェッツと契約を交わし、プロバスケ選手生活をスタートさせます。
千葉で1年プレーした後は、北海道に移籍します。
そして、2020-21シーズンはB1レギュラーシーズンの得点王を受賞しています。
2021-22シーズンからは広島でプレーをしています。
メイヨがBリーグで残したスタッツがこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | BLK | AST | STL |
2019-20(千葉) | 6/19 | 24.4分 | 14.6点 | 33.3% | 50.7% | 5.6回 | 0.9回 | 0.9回 | 1.1回 |
2020-21(北海道) | 55/55 | 33.6分 | 21.5点 | 41.8% | 53.0% | 8.0回 | 0.7回 | 2.2回 | 0.9回 |
2021-22(広島) | 57/57 | 31.1分 | 16.1点 | 42.1% | 51.0% | 5.9回 | 0.6回 | 3.4回 | 0.9回 |
出典:Basketballnavi.DB
2019-20シーズンはコロナウイルスによるシーズン中断もあり、出場機会も限られましたが、強豪千葉の得点源として活躍をしていました。
2020-21シーズンは、平均得点(PTS)21.5点、スリーポイント確率(3P%)41.8%を記録しており、このシーズンのBリーグ得点王を受賞しています。
なお、スリーポイント成功率も高く、センターポジションをこなしながらも、スリーポイントも得意とする選手です。
- ニック・メイヨ(北海道):21.5点
- ライアン・ケリー(渋谷):21.1点
- ジョーダン・ハミルトン(滋賀):20.9点
メイヨのBリーグでのプレー動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=04ApbPuEd7k
特徴・性格
メイヨの特徴は次の2つです。
- 生粋のオールラウンダープレイヤー
- 高度なプレーも連発
生粋のオールラウンダープレイヤー
メイヨの1番の特徴といえば、「オールラウンダー」であることでしょう。
身長206cm、体重113kgと恵まれた体格を生かして、フォーワードからセンターポジションまでこなします。
さらには、シュート能力も高く、確率の高いミドルシュートやスリーポイントも武器の選手です。
そして、ドライブでの突破力も高く、1人でディフェンスを打開し、得点を取ることができる選手です。
高度なプレーも連発
メイヨが得点を量産する背景には、巧みなオフェンスセンスがあるからです。
彼は、高度なプレー(いわゆるハイライト等に取り上げられるプレー)を見せることが多いです。
例えば、次のようなプレーを試合中に見せます。
- ターンアラウンドからの得点
- ターンアラウンドからのフェーダーウェイシュート
- バックハンドダンク
- アリウープダンク
これらのプレーは普通のプロバスケ選手でも簡単にできることではなく、試合中になかなか見られるものでもありません。
ですが、彼の出場する試合では、これらのプレーを何度も見られます。
まとめ
この記事では世界レベルのプレーをBリーグで見せるニック・メイヨについて紹介しました。
どこからでも得点できるオールラウンドな選手です。
アメリカの大学卒業後にBリーグに来た若きエースは、これからもBリーグを盛り上げてくれるでしょう!
期待して応援していきましょう!
選手について深く知ることで、バスケがより面白くなります。
他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。