- 寺嶋良についてもっと知りたい!
そんな疑問に答えます。
広島ドラゴンフライズの司令塔へ成長した寺嶋良です。
今までバスケのエリート街道を歩み、多くの経験をしてきた選手です。
日本代表にも選出され、今後のBリーグを引っ張る選手になることは間違えないでしょう。
この記事を読むことで寺嶋良の高校・大学・Bリーグでの活躍や特徴、性格、プレースタイルについて知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ最後まで読んでみてください。
プロフィール
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<プロフィール>
生年月日 | 1997年10月23日 |
出身地 | 東京都 |
中学校 | 世田谷区立梅丘中学校 |
高校 | 洛南高等学校 |
大学 | 東海大学 |
身長 | 179cm |
体重 | 77kg |
ポジション | PG |
<プロキャリア>
2019-21 | 京都ハンナリーズ |
2021-現在 | 広島ドラゴンフライズ |
Bリーグまでの歩み
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高校時代
寺嶋良は京都の名門高校である洛南高校に進学しました。
寺嶋良は1年生の時からベンチ入りするほどの実力者でした。
当時1年生の時の3年生には森井健太(現横浜BC)がいて一緒にウインターカップに出場をしています。
また、寺嶋良は3年連続ウインターカップに出場しています。
そして、最高ベスト16の成績を残しました。
大学時代
寺嶋良は東海大学に進学します。
2年生の時にスター軍団の東海大学でスタメンのPGを務めるようになりました。
3年時には関東大学バスケットボールリーグとインカレで優勝をしています。
4年時にはキャプテンを務め、個性派集団の東海大学をまとめる存在でありました。
大学時代のプレー動画がこちら。
Bリーグでの活躍
2019-20シーズン途中(大学4年)から京都ハンナリーズとプロ契約を交わし、Bリーグデビューをします。
京都で2シーズンをプレーをした後、2021-22シーズンからは広島ドラゴンフライズでプレーをしています。
寺嶋良がBリーグで残したスタッツはこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | AST | STL |
2019-20(京都) | 5/17 | 22.7分 | 9.1点 | 30.8% | 48.5% | 2.9回 | 2.3回 | 2.2回 |
2020-21(京都) | 55/55 | 21.8分 | 8.1点 | 31.2% | 44.6% | 2.3回 | 3.2回 | 0.8回 |
2021-22(広島) | 55/56 | 27.4分 | 12.6点 | 45.4% | 48.5% | 2.2回 | 4.1回 | 1.2回 |
出典:Basketballnavi.DB
2019-20シーズンはシーズン途中からの加入のため試合数は少ないですが、出場した試合では平均プレータイム22.7分、平均得点9.1点を記録しています。
当時は大学4年生でありましたが、大学生でも十分にプロで通用することを証明したBリーグ1年目となりました。
2020-21シーズンはBリーガー2年目にもかかわらずチームの副キャプテンを務めました。
そして、出場した全試合でスタメン出場を果たしています。
完全にチームの司令塔ですね。
PGながらも二桁得点する試合も多く見られました。点の取れるPGとして今後も活躍が見られるでしょう。
2021-22シーズンからは、広島ドラゴンフライズに移籍をし、主力として活躍をしています。
Bリーグでのプレー動画がこちら。
特徴・性格
寺嶋良の特徴・性格は次の2つです。
- 圧倒的スピードスター
- チームをまとめるキャプテンシー
圧倒的スピードスター
寺嶋良の特徴は、なんと言っても「スピードスター」であることです。
179cmとプロバスケ選手にしては身長が低い選手です。
しかし、身長の低さを補うスピードがあります。
ディフェンスからオフェンスに切り替わり、寺嶋良がボールを持つと圧倒的なドリブルの速さでディフェンスを置き去りにします。
スピードに乗ったままシュートにいく場面も多々見られます。
また、ディフェンスの身長が大きかったとしても、スピードのミスマッチで得点を取るシーンがよく見られます。
チームをまとめるキャプテンシー
寺嶋良は今まで洛南高校と東海大学といった名門チームでバスケをしてきました。
そして、それらのチームでのキャプテン経験があります。
その経験も活かし2020-21シーズンに京都ハンナリーズで副キャプテンを務めていました。
やはり、彼にはチームをまとめ引っ張ることができる力があるのでしょう。
そして、まだまだ若い選手です。
これからも持ち前のキャプテンシーの高さを発揮してBリーグを引っ張って欲しいものです。
社会貢献への思い
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寺嶋良は社会貢献への思いが強い人間です。
両親の教えや、寺嶋良の小学校がボランティア活動に積極的であったことから社会貢献への思いが強い少年でした。
もともと、「将来は誰かのためになりたい」という思いはありましたが、プロアスリートとしての活動では「誰かを助ける」という行動に繋げられるのかを疑問に思っていたそうです。
そこである一冊の本に出会います。
「僕たちは世界を変えることができない」という本に出会い、寺嶋良は社会貢献活動に取り組むようになりました。
実際に認定NPO法人あおぞらと協力し、さらには京都ハンナリーズを巻き込み社会貢献活動を進めていくこととなるのです。
具体的に寺嶋良が実施した活動は次のふたつです。
- ホームゲームで最も活躍した選手に贈られる「HERO賞」の賞金の全額寄付
- 自身のサイン入りカードが封入されたコーヒーの販売と募金活動
ちなみに、このサイン入りカードの入ったコーヒーは京都ハンナリーズのホームゲームにて販売されましたが、用意した70セットが15分で完売したそうで、追加でネット通販も行われました。
なお、これらの寄附金はカンボジアの貧困地域に井戸と手洗い場を建設する費用に当てられたのことです。
このように、寺嶋良はプロバスケ選手でありながら、積極的に社会貢献活動を行っている人格者です。
※寺嶋良の社会貢献に関する内容は以下の記事を参考に記載しています。
https://4years.asahi.com/withbasketball/socialactivity/14440004
まとめ
この記事では広島ドラゴンフライズのスピードスター寺嶋良について紹介しました。
圧倒的なスピードで得点を積み上げています。
社会貢献活動にも力を入れる素晴らしい選手です。
これからも期待して応援していきましょう!
選手について深く知ることで、バスケがより面白くなります。
他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んで見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。