- 岡田侑大をもっと知りたい!
- 高校・大学時代の活躍を知りたい!
そんな疑問に答えます。
Bリーグで類まれな得点能力を発揮している岡田侑大です。
しかし、まだまだ謎に包まれた部分が多い選手です。
この記事を読むことで、岡田侑大の高校・大学での活躍、Bリーグでの活躍、プレースタイル、性格を知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ、最後まで読んでみてください。
プロフィール
この投稿をInstagramで見る
<プロフィール>
生年月日 | 1998年6月10日 |
出身地 | 京都府 |
中学校 | 井手町立泉ヶ丘中学校 |
高校 | 東山高等学校 |
大学 | 拓殖大学(2年生で中退) |
身長 | 189cm |
体重 | 80kg |
ポジション | PG/SG |
<プロキャリア>
2018-20 | シーホース三河 |
2020-21 | 富山グラウジーズ |
2021-現在 | 信州ブレイブウォリアーズ |
Bリーグまでの歩み
この投稿をInstagramで見る
高校時代
高校は京都府の東山高校に進学しました。
京都の高校バスケと言えば、洛南高校が超強豪校として昔から有名です。
洛南高校からは数々の有名なBリーガーが輩出されています。例えば、日本代表経験のある竹内兄弟、比江島、辻などです。
しかし、岡田侑大は東山に進学し、洛南高校を倒して全国制覇することを目標に高校バスケをスタートさせました。
東山高校は岡田侑大が所属していた時期から徐々に知名度を上げていきます。
今では、全国常連の強豪校となっています。
私が岡田侑大のプレーを初めて見た時に感じたことがあります。
それは、得点能力オバケであることです。
190センチ近くの身長でドライブからの得点やミドルシュートなど得点パターンは多彩でした。
スピードが速い訳ではありません。でも、華麗なステップや緩急を活かしたドリブルで得点を量産していました。
何でもできる岡田侑大ですが、高校生の当時はまだまだ課題があると言っていました。
それはシュート力(特にスリーポイント)です。
確かに、高校時代はスリーポイントを多投する選手ではありませんでした。ドライブからの得点かミドルシュートがほとんどでした。
ただ、その苦手としていたシュート力に磨きをかけたのが大学時代です。
大学時代
大学は拓殖大学に進学しました。
拓殖大学は関東リーグの中でも1部に所属している強豪大学です。
関東の大学バスケでは、高校時代のスター選手は東海大学や筑波大学に集まるイメージがあります。
しかし、岡田侑大は拓殖大学を選択しました。
そして、岡田侑大の得点力は大学でも顕在していました。
大学ではシュートレンジも広がり、どこからでも得点が取れる選手となりました。
1年生ながらもチームの主力で活躍し、拓殖大学の関東大学リーグ制覇に貢献しています。
2年生になっても活躍を続けます。
ある試合では、1人で58点を叩き出す試合もあったくらいです。
やはり、武器である緩急をつけたドライブと決定力の高さは大学でもなかなか止められませんでした。
順調に大学で活躍を見せていましたが、岡田侑大は大学を中退しBリーグ(シーホース三河)の道に進むことを決意します。
Bリーグでの活躍
この投稿をInstagramで見る
岡田侑大は大学を中退した後、特別指定選手としてシーホース三河と契約します。
最初はフィジカル面で劣る面もありましたが、今まで通りのドライブからの得点力は十分に通用していました。
それどころか、チームの中心選手として十分なプレータイムも与えられていました。
岡田侑大がBリーグで残したスタッツはこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | AST | STL |
2018-19(三河) | 20/40 | 21.1分 | 10.3点 | 40.7% | 46.3% | 1.2回 | 1.6回 | 0.8回 |
2019-20(三河) | 18/33 | 16.5分 | 7.2点 | 35.4% | 44.9% | 1.4回 | 1.3回 | 0.6回 |
2020-21(富山) | 22/57 | 22.3分 | 9.7点 | 43.8% | 44.8% | 1.9回 | 2.0回 | 0.7回 |
2021-22(信州) | 23/42 | 23.0分 | 13.8点 | 36.4% | 45.7% | 2.0回 | 2.8回 | 0.8回 |
出典:Basketballnavi.DB
Bリーグに1年目は40試合に出場し、1試合平均得点は10.3得点と素晴らしい活躍をしました。
そして、デビュー年の新人王を獲得しました。
3年目からは富山グラウジーズに移籍をします。
富山でも中心選手としてチームをチャンピオンシップに導く実績を残しました。
また、年々シュート力が向上しているように感じます。
実際に2020-21シーズンの3P%は43.8%と高スタッツを残しました。
2021-22シーズンからは、信州ブレイブウォリアーズでプレーしており、チームメイトの熊谷航や前田怜緒と共に若手三銃士としてチームを牽引しています。
また、日本代表にも選出されたことがあり、これからの成長がますます気になる選手です。
Bリーグでのプレー動画はこちら。
特徴・性格
岡田侑大の特徴は次の3つです。
- 類まれな得点能力
- 一級品のダブルクラッチ
- チャレンジ精神の塊
類まれな得点能力
岡田侑大は学生時代から異次元の得点能力を持っていました。
その得点能力はプロでも顕在です。
岡田侑大は決してスピードが速いわけではありません。
緩急をつけたドライブや華麗なステップでディフェンスを翻弄します。
そのテクニックにディフェンスはおいていかれることが多いです。
それに加え、アウトサイドのシュート力も年々向上しています。
強豪千葉ジェッツを相手に29得点をあげるほどの得点能力を見せた試合もありました。
一級品のダブルクラッチ
なんといっても岡田侑大の代名詞は、「ダブルクラッチ」でしょう。
空中で相手を交わすダブルクラッチは抜群の運動能力が必要となります。
岡田侑大は相手が誰であろうと何度もダブルクラッチを決めてきました。
ものすごく会場が沸いたダブルクラッチがあります。
2人のディフェンスを抜き、最後にNBAチャンピオン経験もあるジェームズ・マカドゥをダブルクラッチで交わしてのフィニッシュ。
これは、間違いなくシーズンNo.1のプレーです。
チャレンジ精神の塊
岡田侑大は、「チャレンジ精神」を持つ性格と考えられます。
振り返ってみれば、高校時代は地元の超有名な洛南高校ではなく、洛南を倒すことを目標にして東山高校に進学。
大学時代はスター選手の集まる東海・筑波大学でなく、拓殖大学に進学。
高校・大学時代共に、トップのチームに行かず、(あえて?)トップではないチームに入り下克上を果たしてきました。
そして、Bリーガーとしては、アルバルク東京や千葉ジェッツではなく、シーホース三河、そして富山グラウジーズ、信州ブレイブウォリアーズを選択しています。
憶測にはなりますが、岡田侑大は初めからトップのチームに入るのは好きではないのでしょう。
トップではないチームに入り、トップのチームを倒すというチャレンジ精神を持っているのではないでしょか。
そんな岡田侑大から今後も目が離せません。
まとめ
この記事では、まだまだ謎に包まれた岡田侑大について紹介してきました。
今後は信州ブレイブウォリアーズのエースとなるでしょう。
そして、近いうちに日本代表として活躍することが予想されます。
みなさんも岡田侑大に注目してみてください。
選手について深く知ることで、よりバスケットボールが面白くなります。
他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。