NBAは最高のリーグであると再認識させてくれたバブル

  • 2020年10月18日
  • 2021年8月28日
  • NBA
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この記事の筆者は、今シーズンもNBAを楽しんでいました。今シーズンはNBAだけでなく世界中でいろいろなことがありました。そこで、この記事では、NBAバブルを楽しんでいる中で、学んだことや思ったことを書いていきます。テーマは以下の通りです。

  • NBAの柔軟な対応力
  • NBA選手のプロフェッショナルさ
  • NBAは進化し続ける

最後まで読んで頂けると幸いです。

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NBAの柔軟な対応力

NBAバブル

NBA2019-20シーズンは2019年10月22日に開幕し、2020年10月11日にファイナルチャンピオンが決まりシーズンの幕を閉じた。例年であれば、10月中旬に開幕し翌年の6月に閉幕するのがNBAである。今年は例年に比べ5ヶ月も長いシーズンとなった。

その原因となったのが、コロナウイルスである。コロナにより世界中は過去にない深刻な被害に襲われた。そして、世界中のあらゆるスポーツがシーズンの中断を余儀なくされた。

Bリーグでは、シーズン中断に伴い2019-20シーズン自体を中止にすることを決めた。その他多くのスポーツで様々な大会やシーズンが中止となった。

しかし、NBAはシーズンを中止という決断を出さずに、どう再開させるかを検討していた。そして、NBAはこのコロナウイルスで深刻な被害を受けているアメリカでシーズンをやり切る決断をしたのであった。

そして、7月末からNBAの2019-20シーズンが再開したのであった。とはいえ、今までとは異なる今シーズン限りの特別方式での戦いが始まった。これは「2020 NBA Bubble(以後、バブル)」と呼ばれている。

このバブルの戦い方は次のように行われた。

Where(どこで)

フロリダにある”Walt Disney World”に選手、コーチ、スタッフ(計1500人以上)が集められ、隔離された空間でNBAが再開した。

関係者以外は一切このエリアに入ることはできない。(途中から選手の家族は入ることもできた。)大人数の宿泊施設と複数の体育館が一つのエリアにあるというなんともアメリカらしいスケールである。

さらに、用意したのは宿泊施設と体育館だけではない。この”Walt Disney World”には、選手が隔離空間でストレスをため込まないように、多くのレジャー施設も開放されていた。

例えば、ゴルフや釣り、プールなどである。選手たちは、家族や友人は周りにいないものの、十分に自由に過ごすことができる空間が与えられていた。

ワイン好きの選手はワインを持ち込み、自分の部屋をワインセラー化したとも言われている。とはいえ、NBA再開前の準備期間の7月から長くて10月中旬まで隔離空間にいる必要があるのは精神的にも大変だろう。

このコロナ渦でなんとしても、シーズンをやり遂げようとするNBA側の本気度が伝わる準備であった。

How(どのように)

エンターテイメント性に優れているNBAはどのようにしてファンを楽しませる空間を作ったのか?非常に、単純で大胆な方法であった。

体育館の壁全体にファンの顔を映し出したのであった。コロナにより急激に加速したオンライン化をうまく利用した試作であった。

非常に粋な計らいでありファンにとっては嬉しいことであるが、それを実際にやるNBAのビックさが分かる。こうすることで、少しでもファンと選手が近くなるように試合が行われた。

Regular Season(レギュラーシーズン)の続き

中断前の順位を反映して、プレーオフに進出する可能性のあるチームのみを集め、各チーム8試合を行った。バブルではNBAに所属している全30チーム中22チームが集められた。その後、各カンファレンスの上位8チームがプレーオフに進んだ。

Playoffs(プレーオフ)

プレーオフは、例年通りのルールで行われた。プレーオフに出場するチームは16チームである。トーナメントで4戦先勝形式(最大7試合)で行われた。

NBAの柔軟さと本気度

今年はNBAにとって、世界中のスポーツ界にとって、何もかもが初めてのことであった。その中でNBAは全く新しいことをやろうと決断した。

コロナウイルスにより、世界中でスポーツなどやる雰囲気ではなかったが、中断した時から、「どうやって、何を、どこで」再開するかを考えたNBA関係者のNBAにかける本気度が伝わってきた。

このコロナ禍で、シーズンをやり遂げたNBAの柔軟さを対応力を称賛したい。そして、これだけ多くのお金と人を動かすことができるNBA市場の大きさを再認識したバブルであった。

NBA選手のプロフェッショナルさ

NBA選手は、努力の天才である。誰もが、NBA選手になれるわけではなく、バスケセンスが高くかつ半端ない努力をした選手にしかNBA選手になることはできないだろう。

そして、ファイナルに出場し、チャンピオンになれるのもそのまた一部の選手しかいない。NBA選手は誰もが、チャンピオンをとる気で本気でバスケットをやっている。

NBAバブル期間中には、様々なNBA選手らしい出来事がSNSを通じて報じられた。例えば隔離施設のホテルの部屋で、朝3時からドリブル練習をしたことでクレームを食らった選手もいた。

選手達は与えられた環境の中で、勝利のために1秒たりとも努力を怠ることはなかった。

自分の目標を達成するために、多くのことを犠牲にして努力する。そうしなければ、成果は得られないと認識している。ダメでもまたやる。何度失敗してもまた立ち上がる。その精神が世界No.1のリーグで戦うということなのでしょう。

多くの人は楽をして何かを成し遂げられるなら、それに越したことはないと思うかもしれない。でも、楽をして何かを成し遂げられることはないと腹をくくり、とにかく努力する時も必要だということだ。
このような心構えは、物事を成し遂げるために重要であるとNBAを通じて学ぶことができた。

選手と関係者ともに本気だった

結局、NBAはなぜシーズンを中断せずに最後までやり切ったのか?

それは、選手も関係者もNBA(仕事とも言ってもいいかもしれない)に対して本気で取り組んでいたからだろう。

選手は夢(目標)を叶えるために、あらゆる犠牲も覚悟で計り知れない努力を続けている。それに答えるかのように、関係者は必死でシーズン再開の代替案を絞り出した。
そして、関係者の努力を無駄にしまいと、最高のパフォーマンスを見せるNBA選手がいた。

両者が互にリスペクトし、それぞれの役割を本気で全うした。中断ということなど一切考えずにチャンピオン決定まで、前例のない形でやり切ったのであった。

NBAは最高のリーグである。これからもNBAの進化に注目していきい。

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