#10 激戦を勝ち抜いたキングスとブレックスがファイナルへ!

筆者
こんにちは。バンくんです。
2021-22シーズンのBリーグはクライマックスです。5/22と5/23にセミファイナルが行われました。今回はセミファイナルについて書いていきます。

 

このブログでは、このように毎週バスケに関する記事を書いています。先週の記事はこちらです。ぜひ読んでみてください。

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Bリーグセミファイナル結果

セミファイナルもとんでもない試合ばかりでしたね〜。非常にハイレベルな試合を見ることができました。

セミファイナルはこの2試合でした。

HOME AWAY
琉球ゴールデンキングス 島根スサノオマジック
川崎ブレイブサンダース 宇都宮ブレックス

そして、各試合の結果はこちら。

琉球 島根
94 85
72 70
川崎 宇都宮
70 83
73 77

ファイナルは、セミファイナルを勝ち上がった宇都宮ブレックス(以後、宇都宮)と琉球ゴールデンキングス(以後、琉球)です。決勝の舞台は東京体育館で2022年5月28日、29日、31日に2戦先勝方式で行われます。

劇的勝利!琉球はやはり強かった

まず、このカードで言いたいことは沖縄アリーナの雰囲気がとんでもなく凄いということ。

セミファイナルは2試合ともほぼ満員。バスケットライブから見てもアリーナの盛り上がりが伝わってくるくらいでした。改めて、来シーズンは絶対に行こうと決意をした試合でした。

関係者でもなんでもない僕が言うのもあれですが、こうやって率先してBリーグを盛り上げてくれる琉球には感謝したいものです。

 

さて、Bリーグで一番大きなアリーナを持つ琉球は、完全にホームコートを味方につけて2連勝しました。

GAME1は、最大21点差をひっくり返す逆転勝利。GAME2は、4クォーターまでリードを許していましたが、途中で逆転し最後はブザービーターで決勝点をあげ勝利。

この2試合は試合内容的にも絶対に盛り上がる試合でした。しかもこの試合を8,000人以上の観客で見るわけです。アリーナ内の盛り上がりは想像もできません。鳥肌が立つのは間違えないでしょう。

 

さて、このカードのヒーローはスタッツ的に見れば琉球の今村佳太でしょうか。GAME1では、36分48秒出場し21得点、スリーポイントは50%(5/10)の確率で決めました。GAME2では、34分27秒出場し25得点、スリーポイントは41.7%(5/12)の確率で決めました。

もうすでに琉球のエースなのは間違いないでしょう。

もちろん、岸本隆一やドウェイン・エバンスもいつも通り活躍していました。改めて、琉球にはエースになり得る選手が多いです。そんな選手が各ポジションにいます。

ベンチから出てくる選手は、それぞれが6thマン賞を受賞してもおかしくない選手ばかりです。それが今年の琉球の強さ(レギュラーシーズン勝率87.5%)です。

 

そんな琉球を2試合とも苦しめたのが、昨シーズンからチームの土台を作り、今シーズンにニック・ケイ、安藤誓哉、金丸晃輔を補強し大躍進をした島根です。今シーズンのBリーグを大きく荒らしてくれました。まさに台風の目の存在です。

島根の特徴としては、とにかく外国籍選手のレベルが異常に高いということです。全員がアウトサイドから得点ができる上に、なんでもできます。それに加え、帰化選手であるウィリアムスニカ(安定したセンタープレイヤー)がいます。

さらに、どのチームでもエースの存在となれる点取屋の安藤誓哉と金丸晃輔、ディフェンスが強みの白濱僚祐がいます。

 

今回のセミファイナルでは、ペリン・ビュフォード(以後、ビュフォード)の活躍が異常でしたね。

彼は、GAME1で34分40秒出場し27得点、GAME2で36分17秒出場し34得点を上げています。1 on 1で仕掛けてくると分かっていても止められていませんでした。

ドリブルでディフェンスを左右に揺さぶり、ずれを作りシュートを放つ時もあります。ドライブでインサイドに切り込み大きなスライドを使ったユーロステップでディフェンを交わしてシュートに持ち込む時もあります。

彼に得点を取られることは、もはや「仕方ない」で済ませるしかありませんでした。唯一の止める方法は、序盤からプレッシャーをかけ続け、体力を少しずつ削るという方法だけです。

それくらい無双状態でしたね。

最後まで島根のエースとして得点を狙い続けたビュフォードにはプロフェッショナルさを感じました。お疲れ様です。

来年も強い島根を引っ張って欲しいものです。

宇都宮の強さはどこからくるのか!?

宇都宮はクォーターファイナルで千葉をスイープし、さらにセミファイナルでも川崎をスイープしました。ワイルドカードとしての出場でしたが、同じ東地区の1位と2位を破ってのファイナル出場です。

さらに驚くことは、どの試合も宇都宮にとってはAWAY会場だったことです。ただ、普通のAWAYの戦いでもなかったのが事実です。

川崎HOMEのとどろきアリーナには多くの宇都宮ファンが訪れました。AWAY席はもちろんのこと、コートエンドにも宇都宮カラーの黄色のユニフォームが目立ちました。この宇都宮ファンの熱量が勝利を引きつけたと言ってもいいかもしれません。

 

さて、試合内容について少し書いていきます。

川崎はビックラインナップの一人であるパブロ・アギラールが不在での戦いとなりました。いつもと同じように戦うことができなかったと言えますが、その分、マット・ジャニング(以後、マット)とニック・ファジーカス(以後、ニック)の活躍が目立ちました。

一方で、藤井佑眞がいつもの力を発揮できていませんでした。というのも、鵤誠司にマークされていたからだと思います。

鵤誠司は185cm、95kgのPGとして並外れたフィジカルを持っています。

藤井佑眞が178cm、75kgであることを考えると恐ろしいです。20kg上の選手にディフェンスをされたことで、藤井佑眞は思うようにプレーできていませんでした。

鵤誠司は相手のガードエースを封じることで有名な選手です。彼のディフェンス力が勝利を大きく引き寄せたのかもしれません。

 

一方、宇都宮のオフェンスは比江島慎の活躍が光りました。

どんな場面でも淡々と効果的なプレーをしていました。GAME2では両チーム最多の24得点をマークしています。

さらに、GAME2での比江島慎のゲーム支配力はすごいものでした。

まさに数年前の日本代表で活躍していた比江島慎を見ているかのようでした。こんなにもゲームを支配している比江島慎は久々に見たと思います。

比江島慎の今シーズンのファイナルへの思いは、かなり強いと聞きます。そんな魂をぶつける彼にファイナルも注目していきたいと思います。

 

そして、最後まで諦めずプレーをした川崎の選手には本当に感動しました。

僕は今シーズン何度か川崎HOMEに足を運んでBリーグを見ていました。ファンクラブにも入ってたくらいです。まさか、いつも強い川崎がスイープされるとは思ってもいませんでした。

今シーズンも面白い川崎バスケを見せてくれてありがとうございました。また、来年を楽しみにしています。

Bリーグファナルはどちらの手に?

さて、2021-22シーズンのBリーグファナルのカードが決まりました。

初めてファイナルに出場する琉球か、Bリーグ初年度2016-17シーズン以来のチャンピオンを狙う宇都宮か。

注目のファイナルはBリーグ史上初となる東京体育館で開催されます。東京体育館は野球でいう甲子園のような存在で、毎年ウインターカップが行われている会場です。

満員であればかなりのお客さんが入ります。雰囲気も最高でしょう。

 

これまで、コロナにより約2年間思うようにスポーツ観戦ができない時期が続きました。

最近になり徐々にスポーツ観戦も盛り上がるようになりました。セミファイナルでの沖縄アリーナの盛り上がりを見て少し懐かしさを感じていました。

東京体育館という大きな会場で満員のお客さんが、たった一つのバスケットボールを追い、ひとつひとつのプレーに一喜一憂します。会場が一体となる瞬間もあるでしょう。

これがスポーツ観戦の醍醐味だと僕は思います。

コロナ前には当たり前だった本当に楽しいスポーツ観戦が戻ってくるかもしれません。僕も会場に足を運ぶ予定です。

非常に楽しみです。会場で観戦した感想もまた記事に書こうと思います。

 

また、会場に来れない人もバスケットライブか地上波放送でファイナルを見届けましょう。

2021-22シーズンのクライマックスです。そして、Bリーグがまた新たなスタートを切る瞬間でもあります。

みんなで楽しみましょう!

 

 

今回の記事はここまでとします。

みなさん、今回はBリーグセミファイナルの結果とファイナルへの期待を書きました。いかがでしたでしょうか。

 

このように、このブログではバスケに関する情報や、そこから感じたことを毎週シェアしております。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

では、また来週お楽しみに!

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