今週もバスケに関する記事を書きました。
宇都宮ブレックスおめでとう!今シーズンのBリーグチャンピオンが決まりました!Bリーグの面白さを改めて認識した週末でしたね。
この記事では、Bリーグファイナルで感じたことを書いています。
このブログでは、このように毎週バスケに関する記事を書いています。先週の記事はこちらです。ぜひ読んでみてください。
筆者 こんにちは。バンくんです。 2021-22シーズンのBリーグはクライマックスです。5/22と5/23にセミファイナルが行われました。今回はセミファイナルについて書いていきます。 このブ[…]
ブレックスがキングスを敗る!
史上初めて東京体育館で行われたBリーグファイナルでした。GAME1は6,654人、GAME2は6,874人のお客さんが入ったそうです。
1万人くらいは入ると思っていたので、この公開された人数にいろいろ思うところがあったのが正直なところです。
ま、そのことについては触れずに、とにかく東京体育館でファイナルが行えたことは、またBリーグの成長が見られたのではないでしょうか。そんなファイナルでした!
さて、ファイナルは宇都宮ブレックス(以後、宇都宮)が琉球ゴールデンキングス(以後、琉球)に2連勝して、Bリーグが発足した2016-17シーズン以来のチャンピオンとなりました。
ファイナルの結果はこちら。
GAME | 宇都宮 | 琉球 |
GAME1 | 80 | 61 |
GAME2 | 82 | 75 |
ここからは、ファイナルを盛り上げてくれた両チームについて思ったことを書いていきます。
初めてのファイナルは悔しさが残ったか!?
まずは、琉球について。
今シーズンの琉球は本当に強かったですね。昨シーズン途中に沖縄アリーナが完成し、今シーズンはホームゲーム全日程で沖縄アリーナを使用していました。
選手の補強もして、大きなホームアリーナを構え、最高の状態で今シーズンをスタートさせました。
そして、その強さは本物でした。とにかく勝ちまくりました。シーズン途中に20連勝も記録しています。最終的なレギュラーシーズンの勝率は87.5%(49勝7敗)です。とんでもない勝率を記録したシーズンでした。
その強さはチャンピオンシップでも健在で、秋田と島根をスイープしてファイナルまで勝ち上がってきました。
琉球にとっては初めてのBリーグファイナルです。また、Bリーグの歴史を見ても西地区のチームがファイナルに上がった過去はありませんでした。琉球が新たな歴史を作ったファイナルでもありました。
ただ、史上最強の琉球ですが、ファイナルでは並里成、田代直希、牧隼利が不在と限られたメンバーのみで戦うことになります。
その分、一部のメンバーのプレータイムが大幅に延びてしまいました。その点がレギュラーシーズンと少し変わってしまったことでしょうか。
それでも琉球の強さは健在で、両試合とも最後まで宇都宮を苦しめていました。
GAME2では、宇都宮の流れになりそうな時でも最後の最後まで粘りを見せました。
僕自身も、GAME2の最後まで手に汗を握りながら見ていました。「まだできるぞ」と思いながら見ていた人も多いでしょう。
本当に最後までビックシュートで食らいつく姿には、めちゃくちゃ鳥肌が立ちました。
最後は、惜しくも力及ばずでしたが、史上最強の琉球の強さが要所要所で見られた気がします。
最後まで最高の試合を見せてくてれありがとうございます!来シーズンのBリーグも盛り上げてほしいものです。
宇都宮のチーム力は本当に高かった。
次に宇都宮について書いていきます。
冒頭にも書きましたが、宇都宮はBリーグ初年度以来の優勝となります。昨シーズンはファイナルで敗れ、その悔しさを今シーズンに晴らした形となりました。
チャンピオンシップでは、まず千葉、川崎を倒し、ファナイルでは今シーズン最高勝率を記録した琉球を倒して文句なしのチャンピオンとなりました。
宇都宮の特徴と言えば、安定したディフェンス力を武器にしているところでしょうか。実際に、今シーズンのレギュラーシーズンでは1試合平均69.1失点を記録しており、これはリーグ最小の失点数となっています。
毎シーズン統率の取れたディフェンス力が宇都宮の強さとも言えます。
そして、今シーズンはライアン・ロシターが抜けたことや、外国籍選手の入れ替えもあった中での優勝となりました。チームを作り上げた安齋竜三HCの凄さが光ったとも言えるでしょう。
試合内容としては、2試合とも宇都宮らしい内容でしたね。大きく崩れずれることなく、失点を最小限にして勝ち切った2試合でした。
そんな中でもこのファイナルの勝利の立役者は、やはり比江島慎でしょう。
彼はチャンピオンシップ通して好調で、その活躍は本当に凄いものでした。彼がここまでゲームを支配している姿は久しぶりに見たような気がしました。
数年前までは、日本男子バスケを引っ張る大エースの存在でした。ただ、最近は八村塁などの若手の台頭で、代表では少し影が薄くなっていたのは否めないかもしれません。
しかし、このファイナルを通して、改めて「比江島慎は比江島慎だ!日本のエースだ!」と思いました。そう思った方も多いのではないでしょうか?
GAME1は17得点、GAME2は24得点をあげています。そして、ファイナルMVPを獲得しました。満場一致でのMVPでしょう。
ここで、少し昔の話をしましょう。
比江島慎が宇都宮に加入したのは2018-19シーズンでした。当時は28歳でまだまだ成長意欲の塊であった彼は、NBL(オーストラリアのプロバスケリーグ)に挑戦しました。
ただ、そこで海外のレベルの高さを知り、シーズン途中でBリーグに戻ってきました。
その悔しさをずっと胸の中に抱えながら、「なんとかBリーグでも結果を残したい」という思いを持っていたと、僕は想像しています。
宇都宮に加入して4シーズン目。遂に、このファイナルで圧倒的なゲーム支配力を発揮してチームを優勝に導きました。
これまで、日本の大エースを言われながらも、その立場に怠慢することなく挑戦に挑戦を続けてきた選手です。
大きな壁にもぶち当たりました。若手の台頭で徐々に注目もされなくなりました。
それでも、31歳となった今シーズンに再び「比江島慎」の存在感を日本中に知らしめました。
僕は、このチャンピオンシップを見て、昔の輝かしい比江島慎が帰ってきたとも思いました。改めて日本の大エースが戻ってきたのです。
GAME2の終盤では、宇都宮のオフェンスで誰もが比江島慎で来るだろうと分かっているシーンが何度もあり、プレッシャーは増すばかりでした。それでも得点を重ねました。
独特のステップからの得点。ディフェンスに激しいプレッシャーを受けながらの得点。そしてバスケットカウントも。誰も彼を止められませんでした。
まさに、大エースです。皆が納得のMVPでした!
そんな比江島慎を中心とした強い宇都宮が最後まで見られました。本当に強かったです。改めて優勝おめでとうございます!
今シーズンもありがとう!Bリーグ!
今週末のファイナルを持って、今シーズンのBリーグは終わりました。去年の10月から始まり、これまで長い期間本当に楽しむことができました。
今シーズンは昨シーズン同様、コロナの影響により確実に試合を行えるか分からない日々が続きました。中止になった試合も多くあります。
それでも、世の中は少しずつ落ち着いてきているのかなとも思います。
Bリーグも徐々に世の中の流れに合わせて、多くの観客を入れて試合ができるようになっています。本来のバスケ観戦の環境が徐々に戻ってきているのかと思うと嬉しい限りです。
そして、とにかく、2021-22シーズンを最後までやり遂げたBリーグ関係者の方々には感謝したいと思います。ありがとうございました!
これからまたどのような世の中になるか分かりません。それでも、来シーズンのBリーグを楽しみにしながら、2022-23シーズンの開幕を待ちたいと思います!
例年通りであれば、10月に2022-23シーズンが始まります。あと4ヶ月後です。あっという間ですね。
当ブログではさらにBリーグネタを多く準備していきたいと思います!よろしくお願いします!
今回の記事はここまでとします。
この記事では、Bリーグファイナルについて書いてきました。今シーズンも楽しいBリーグが見られましたね!
また来シーズンのBリーグも楽しみにしながら開幕を待ちましょう!
このように、このブログではバスケに関する情報や、そこから感じたことを毎週シェアしております。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
では、また来週お楽しみに!