- コー・フリッピンについてもっと知りたい!
そんな疑問に答えます。
ダンクコンテストで見せた彼の跳躍力に多くのファンは目を疑ったことでしょう。
188cmながらもとんでもないダンクをする選手です。
跳躍力やドライブを武器にこれからも成長を続ける選手でしょう。
この記事を読むことでコー・フリッピンの生い立ち、大学時代やプレースタイルついて知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ最後まで読んでみてください。
プロフィール
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<プロフィール>
生年月日 | 1996年5月20日 |
出身地 | アメリカ合衆国 |
高校 | ノーストランスハイスクール |
大学 | ドエイン大学 |
身長 | 188cm |
体重 | 75kg |
ポジション | PG/SG |
<プロキャリア>
2019-21 | 千葉ジェッツ |
2021-現在 | 琉球ゴールデンキングス |
Bリーグまでの歩み
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生い立ち
コー・フリッピンはアメリカ人の父と日本人の母の間に生まれます。
東京で生まれましたが、その後間もなくアメリカのロサンゼルスに移住しています。
日本との縁は、母親が沖縄県の出身であることから長期休みの際に沖縄県を訪れていたとのことです。
また、コー・フリッピンは日本国籍を持っているため、Bリーグでは外国籍選手や帰化選手ではなく日本人選手としてプレーしています。
大学時代
大学は、ロサンゼルス郊外にあるカリフォルニア大学リバーサイド校(UC Riverside)に進学します。
八村塁選手が通っていたゴンザガ大学と同じNCAAに所属している大学です。
コー・フリッピンはそのリバーサイド校で3年間プレーしました。
1年生では出場機会は少なかったものの、2年3年と学年を重ねるにつれて出場時間も増えていきます。
それでも、一試合当たりの出場時間は、2年生で10.1分、3年生で13.7分であり、満足の行く出場機会とは言い難い状況でした。
そこで、大学4年に上がるタイミングでドエイン大学に転校をします。
ドエイン大学は、NAIAと言われる大学スポーツ連盟であり、NCAAよりもバスケレベルが低い連盟となります。
また、アメリカの大学では選手引き抜き防止のため、転向をしても1年間試合に出場できないルールがあります。
しかし例外もあり、学位取得の場合は、すぐにプレーすることが可能です。
そして、3年間で学位を取得済みのコー・フリッピンは転校後も試合に出場できたそうです。
バスケをやりながらも勉強に多くを時間を費やし努力していたことが想像できます。
まさに文武両道ですね。
そして、ドエイン大学ではスタメンとしての出場時間も多く、1試合平均30分以上出場し、平均13.8得点、5.1リバウンド、3.2アシストと中心選手として活躍をしました。
各大学でのプレー動画がありますので、ぜひ見てみてください。
カリフォルニア大学リバーサイド校時代のプレー動画
ドエイン大学時代のプレー動画
Bリーグでの活躍
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コー・フリッピンは、大学卒業後に千葉ジェッツと契約を交わします。
Bリーグデビュー当時は、抜群の身体能力を活かしたプレーで多くのファンに衝撃を与えました。
千葉ジェッツでは、ベンチからの出場がほとんどで6人目7人目の選手としてプレーしていました。
千葉ジェッツで2年間プレーをし、2021-22シーズンからは琉球ゴールデンキングスでプレーをしています。
2021-22シーズンは、琉球のBリーグNo.1勝率(レギュラーシーズン87.5%)の記録や、チーム史上初のBリーグファイナルに進出に大きく貢献しました。
また、ファイナルでは敗れはしたものの、スタメンとしてチームを最後まで引っ張る存在でした。
コー・フリッピンがBリーグで残したスタッツがこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | AST | STL |
2019-20(千葉) | 0/33 | 14.7分 | 5.5点 | 29.8% | 47.3% | 1.8回 | 2.3回 | 0.9回 |
2020-21(千葉) | 0/48 | 9.4分 | 3.0点 | 25.0% | 41.4% | 0.8回 | 1.4回 | 0.6回 |
2021-22(琉球) | 29/51 | 20.5分 | 7.5点 | 32.7% | 44.0% | 1.8回 | 3.1回 | 1.4回 |
出典:Basketballnavi.DB
琉球時代では、今まで以上に出場時間(PTS)を伸ばしているのが分かりますね。
コー・フリッピンのBリーグでのプレー動画がこちら。
特徴・性格
コー・フリッピンの特徴は次の2つです。
- 圧倒的な跳躍力によるダンク
- アメリカ仕込みのドライブ
圧倒的な跳躍力によるダンク
コー・フリッピンはアメリカ人の父を持ちます。
それもあってか運動能力が異常に高いです。
圧倒的な跳躍力の持ち主です。
188cmながらも軽々しくダンクすることができます。
ノーマークであればもちろんダンクを狙いに行きます。
調子が良い時はディフェンス越しにもダンクを狙いに行くことがあります。
まさにNBA選手のようなプレーです。
なお、2020-21シーズンのダンクコンテストではチャンピオンに輝きました。
そのダンクコンテストの動画がこちら。
※このシーズンは、新型コロナウイルスの影響により、オールスターゲームが中止となりました。同じ日に行われる予定だったダンクコンテストは選手のダンク映像をもとに審査が行われました。
アメリカ仕込みのドライブ
コー・フリッピンはドライブでディフェンスを抜き、レイアップでフィニッシュまで持っていくことも多いです。
彼のドライブはただ速いだけではありません。
独特なリズムに、細かなフェイント、そして大きな歩幅が組み合わさることで凄みを増すドライブです。
なかなか止められるものではありません。
アウトサイドシュートの精度に少し課題がありますが、その精度が上がれば、更に彼のドライブは驚異な武器となるでしょう。
まとめ
この記事では日本人離れした運動能力を持つコー・フリッピンについて紹介しました。
圧倒的なジャンプ力と独特のドライブで得点を重ねます。
これからはどこまで成長するか全く読めない選手です。
期待して応援していきましょう!
選手について深く知ることで、バスケがより面白くなります。
他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んで見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。