- 津屋一球についてもっと知りたい!
そんな疑問に答えます。
オンコートでもオフコートでも活躍する津屋一球。
彼を生い立ちや現在の姿を知ると彼のかっこよさが分かります。
本当にカッコいい人です。
バスケの実力もピカイチでこれからのBリーグを引っ張る存在となるでしょう!
この記事を読むことで津屋一球の高校・大学時代の活躍、特徴や性格、Bリーグとデフバスケの二刀流ついて知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ最後まで読んでみてください。
プロフィール
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<プロフィール>
生年月日 | 1998年6月7日 |
出身地 | 青森県 |
中学校 | 弘前市立津軽中学校中学校 |
高校 | 洛南高等学校 |
大学 | 東海大学 |
身長 | 190cm |
体重 | 90kg |
ポジション | SG |
<プロキャリア>
2020-22 | 三遠ネオフェニックス |
2022-現在 | サンロッカーズ渋谷 |
Bリーグまでの歩み
高校時代
高校は京都府の名門校である洛南高校に進学します。
津屋一球は1年生の時からベンチ入りする実力を持っていました。
京都の男子高校バスケと言えば、昔は洛南高校が一強でありましたが、津屋一球の世代から徐々に東山高校が勢力を伸ばしてきます。
実際に、津屋一球が2年の時のインターハイ京都予選では、洛南は東山に敗れています。(洛南はインターハイには出場した)
そして、津屋一球がエースとして臨んだ3年の時のインターハイ京都予選でも東山に敗れ、洛南としては45年ぶりにインターハイ出場を逃すこととなりました。
洛南のエースとして活躍していた津屋一球はU16、U18日本代表メンバーにも選出され、高校時代から確かな実力を持っていた選手でした。
大学時代
津屋一球は東海大学に進学します。
1年生の時からチームの主力として活躍していました。
新人戦の優勝にも貢献しました。
2年生の時には、関東大学バスケットボールリーグ戦とインカレで優勝しています。
3年生の時は怪我の影響でほとんどプレーをせず、悔しいシーズンとなりました。
そして、最高学年の4年生ではチームのキャプテンを務めます。
コロナによる影響で大学バスケ界でも多くの大会が中止となりましたが、オータムカップ2020とインカレでチームを優勝に導き、大学を有終の美で飾りました。
Bリーグでの活躍
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津屋一球は大学4年時に三遠ネオフェニックス特別指定選手としてBリーグデビューを果たします。
そして、デビュー後はすぐにローテーション入りをして、チームに欠かせないメンバーとなりました。
津屋一球がBリーグで残したスタッツがこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | AST | STL |
2020-21 | 11/36 | 19.1分 | 6.1点 | 34.8% | 37.9% | 1.6回 | 0.6回 | 0.4回 |
2021-22 | 27/48 | 18.9分 | 6.4点 | 44.0% | 42.7% | 1.0回 | 1.1回 | 0.4回 |
出典:Basketballnavi.DB
2020-21シーズンは、特別指定選手であるため出場試合数は少ないですが、出場した試合の全36試合のうち11試合をスタメンで出場しています。
Bリーグでも十分に活躍できることを証明できたシーズンでした。
2021-22シーズンについては、スリーポイント成功率の高さも特徴です。
2022-23シーズンからはサンロッカーズ渋谷に移籍をしますが、持ち前の粘り強さでチームを盛り上げる存在となってくれるでしょう!
津屋一球のBリーグでのプレー動画はこちら。
特徴・性格
津屋一球の特徴は次の3つです。
- 生粋のオールラウンダー
- 抜群のリーダーシップ
- バスケ外での活動も
生粋のオールラウンダー
津屋一球は高校時代からずっとオールラウンダーな選手です。
大学ではさらにシュート力を磨き、シューティングガードとしてもプレーしていました。
津屋一球のスリーポイントはクイックリリースであることも特徴で、多少のディフェンスがいたとしてもブロックされずにシュートを放つことができます。
それに加え、力強いドライブからの得点も見られます。
190cm、90kgと恵まれた体格に、強いフィジカル、そしてスピードを兼ね備えていることから、まさに漫画に出てくるエースのような存在です。
抜群のリーダーシップ
津屋一球はリーダーシップ力が高い選手です。
高校時代はエースとしてチームメイトを牽引してきました。
また、大学では東海大学のキャプテンを務めました。
タレント軍団の東海大をひとつにまとめるのは大変であると多くの人は想像できるでしょう。きっとそうです。
そんな、東海大学のキャプテンとしてチームをまとめ、オータムカップとインカレの2冠を成し遂げました。
そして、大学を卒業した初年度(2021-22シーズン)から、三遠ネオフェニックスの副キャプテンに抜擢されています。
「リーダーシップ」という言葉が似合う津屋一球なのです。
バスケ外での活動も
実は、津屋一球は生まれつきの難聴です。
補聴器を付けなければ周りの音を聞き取ることは難しく、現在も両耳に補聴器をつけながらバスケをしています。
そんな彼は聴覚障害者によるバスケットボール(詳細は後述)を始めたことをきっかけに、NPOを通じて社会貢献活動を行っています。
児童養護施設を訪問し子供たちと会話をしたり、チャリティイベントを開いたりしています。
津屋一球はオンコート(バスケ)でも、オフコート(社会貢献活動)でも貢献すると意気込み、日々奮闘している選手なのです。
デフバスケについて
デフバスケットボール(以下、デフバスケ)は聴覚障害者によるバスケットボールです。
ルールは審判のコールの仕方が違うくらいで、基本的なバスケと変わりはありません。
生まれつき難聴持ちの津屋一球は、高校時代にデフバスケを知り、デフバスケ界でもプレーをしています。
大学2年生の時にはU21デフバスケ世界選手権に日本代表として出場し、得点王となり最優秀選手賞を受賞しています。
そして日本代表を準優勝に導いた実績を持っています。
なお現在は、Bリーグとは別に大阪と和歌山を中心に活動するデフバスケのクラブチーム「誠family」でプレーをしています。
これからもデフバスケとBリーグの二刀流で活躍する選手です。
まとめ
この記事ではオンコートでもオフコートでもどこでも活躍する津屋一球について紹介しました。
1人の人間として尊敬できる選手ですね。
そして、バスケの実力もピカイチです。
これからも活躍を期待して応援していきましょう!
選手について深く知ることで、バスケがより面白くなります。
このブログでは、他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んで見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。