- 谷口大智についてもっと知りたい!
そんな疑問に答えます。
アウトサイドシュートが得意な日本人ビックマン谷口大智。
Bリーグの中では少し影を潜めていましたが、日本代表に選出され注目度は上がってきています。
これからもBリーグを引っ張る選手であることは間違えないでしょう。
この記事を読むことで谷口大智の幼少期の様子や高校・大学(海外)・Bリーグでの活躍、プレースタイルについて知ることができます。
選手についてよく知ると、バスケはより面白くなります。ぜひ最後まで読んでみてください。
プロフィール
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<プロフィール>
生年月日 | 1990年4月15日 |
出身地 | 奈良県 |
中学校 | 上牧町立上牧中学校(奈良) |
高校 | 洛南高等学校 |
大学 | サウスイースタン・オクラホマ州立大学 |
身長 | 201cm |
体重 | 105kg |
ポジション | PF/C |
<プロキャリア>
2015-19 | 秋田ノーザンハピネッツ |
2019-21 | 広島ドラゴンフライズ |
2021-22 | 茨城ロボッツ |
2022-現在 | 島根スサノオマジック |
Bリーグまでの歩み
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幼少期(ミニバス/中学)
谷口大智は両親が共にバスケットボール経験者で、高校のヘッドコーチをしている家庭に生まれました。
そんな環境もあり、2歳からバスケットボールに触れていたそうです。
そして、すでに小学校(ミニバス)の時から全国的に有名な選手でもした。
というのも、小学6年生で身長が191cmもあったからです。
それもあり、「ビック・ダイチ」とニックネームが付くほどでした。
さらに、中学生でも身長はさらに伸び、中学2年生で199cmに到達しました。
そんな恵まれた身長があり、谷口大智は小・中学校で共に全国大会の出場経験もあります。
高校時代
高校はバスケの超名門高校である洛南高校に進学をします。
ちなみに、同級生には比江島慎(宇都宮)、ひとつ上には辻直人(広島)が居た世代です。
中学生時代から2m弱の身長があった谷口大智は1年からスタメンで活躍をしていました。
そして、1年から3年までのウインターカップで3連覇を成し遂げたのが当時の洛南高校でした。
その中心には谷口大智もいて、3年時のウインターカップではベスト5にも選ばれています。
プレースタイルとしては、チームNo.1の長身であったこともあり、インサイドプレーが中心のプレイヤーでした。
大学時代
谷口大智の高校卒業後の経歴はこちら。
- 2009-10:サウスケントスクール
- 2010-12:アリゾナ・ウエスタン大学
- 2012-15:サウスイースタン・オクラホマ州立大学
高校卒業後は、まずスラムダンク奨学金の第2期生としてアメリカのサウスケントスクールへ留学をします。
日本では体格の大きなプレイヤーでしたが、アメリカでは標準的な体格であることを改めて認識したと本人は言っています。
それもあり、インサイドプレーが中心だった高校までと異なり、徐々にシュートレンジを広げることを意識して練習に励んでいたそうです。
アメリカ留学の2年目には、2年制大学のアリゾナ・ウエスタン大学に進学します。
在籍中には、NJCAAリージョン1チャンピオンシップで優勝チームの優勝に貢献しています。
その後は、4年制大学のサウスイースタン・オクラホマ州立大学に編入をしています。
編入初年度はレッドシャツ(練習生)であったため、試合に出場することはできませんでしたが、2年目からはチームの主力としてプレーをしていました。
大学時代に強化したスリーポイントは35.1%の成功率を記録し、ビックマンとしては素晴らしい数字を残しました。
谷口大智がサウスイースタン・オクラホマ州立大学(2013-14)で残したスタッツがこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | BLK | AST | STL |
2013-14 | 16/27 | 24.3分 | 5.52点 | 35.1% | 37.2% | 2.67回 | 0.37回 | 1.74回 | 0.52回 |
出典:RealGM
Bリーグでの活躍
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谷口大智は25歳で帰国し、プロバスケ選手生活をスタートさせました。
これまでに秋田ノーザンハピネッツで4シーズン、広島ドラゴンフライズで2シーズン、茨城ロボッツで1シーズンをプレーしています。
2022-23シーズンからは島根スサノオマジックでプレーすることになりました。
長身でスリーポイントを打てる選手で重宝される存在ですが、実はBリーグ界隈ではそこまで注目されている選手ではありませんでした。
実際にスタッツを見ても、スタメンで出場するよりはベンチから出場する試合がほとんどの選手です。
それでも、確実に与えられた役割をこなすことからチームからの信頼度が高い選手です。
谷口大智がBリーグで残したスタッツがこちら。
※右にスクロールできます。
シーズン | GS/G | MP | PTS | 3P% | FG% | TRB | AST | STL |
2016-17(秋田) | 37/58 | 18.1分 | 5.4点 | 31.6% | 36.1% | 2.4回 | 0.7回 | 0.5回 |
2017-18(B2秋田) | 35/60 | 15.3分 | 5.8点 | 31.8% | 36.5% | 2.8回 | 1.2回 | 1.0回 |
2018-19(秋田) | 0/58 | 8.4分 | 3.4点 | 34.2% | 35.0% | 1.1回 | 0.7回 | 0.3回 |
2019-20(B2広島) | 0/45 | 9.0分 | 3.4点 | 39.0% | 43.1% | 1.9回 | 0.6回 | 0.3回 |
2020-21(広島) | 0/31 | 7.1分 | 2.2点 | 37.5% | 36.7% | 0.8回 | 0.3回 | 0.3回 |
2021-22(茨城) | 2/45 | 9.0分 | 3.4点 | 40.5% | 38.2% | 1.0回 | 0.6回 | 0.2回 |
出典:Basketballnavi.DB
谷口大智のBリーグでのプレー動画はこちら。
特徴・性格
谷口大智の特徴は次の1つです。
- ビックマンでありスリーポイントが得意
ビックマンでありスリーポイントが得意
谷口大智は身長2m超えの日本人ビックマンです。
インサイドで高さを生かしたプレーだけでなく、アウトサイドシュートも得意とする選手です。
さらに、シュートまでのリリースが速い上に、アウトサイドでボールを持つと常にスリーポイントを狙うプレイヤーです。
つまり、彼のスリーポイントはブロックもしづらく、驚異的なものなのです。
実際にスリーポイント成功率も高く、近年は40%の成功率を記録しています。
31歳で久しぶりの日本代表に
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男子日本代表のヘッドコーチをトム・ホーバスが務めるようになり、日本男子バスケは「スピード・スリーポイント・ディフェンス」に力を入れた、新たなスタイルを目指していることはご存じでしょうか?
そんなスタイルにフィットするであろうと、谷口大智は日本代表選手に選出されています。(ワールドカップ2023アジア予選)
彼にとっては久しぶりの代表選出となります。
彼が日本代表に選出されたのは、10年以上前に遡ります。
学生時代に注目を浴びていた谷口大智は、U15・U18の世代別代表の経験があります。
今回はそれ以来の代表選出となりました。
本人も思わぬ選出に驚いている節はありましたが、「とにかくやれるだけやる。」と強い意気込みで臨んでいます。
まとめ
この記事ではアウトサイドシュートも得意な日本人ビックマン谷口大智について紹介しました。
近年の主流であるビックマンでもスリーポイントを打つことができるバスケに合った選手です。
日本代表にも選出され、Bリーグ内でも注目を浴びている選手です。
これからも期待して応援していきましょう!
選手について深く知ることで、バスケがより面白くなります。
他にも選手紹介の記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。